【2025年最新版】無料で使える営業日程調整ツールおすすめ7選
営業アポの日程調整をスマート&スムーズにするための最適なツール選び。
最終更新日:2025年10月20日
営業活動の効率化を進めたい企業から注目されている「営業日程調整ツール」。
この記事では話題の日程調整ツールの中から「無料」のものを取り上げ、
機能や特長について詳しくご紹介。日程調整ツール導入の参考にしてみてください。
営業が“日程調整地獄”に陥る理由とは
候補日を3つ送って全部NG。
別の候補日を出したら、また返信が2日後に…
営業経験がある人なら、こんな“日程調整あるある”に心当たりがあるはずです。
商談やミーティングのたびに発生するこの日程調整作業。
一見たいしたことのないタスクに見えますが、
気づけば1件あたり10通以上のメールを往復していた──なんてことも。
日程調整がスムーズにいかないと、商談機会を逃すリスクも生まれます。
さらに「段取りが悪い」「レスが遅い」といった印象は、信頼にも影響しかねません。
本来、営業が時間を使うべきは「顧客理解」や「提案の質を高めること」。
けれど、顧客との日程調整や社内調整、社内会議や営業報告などの
“周辺業務”に時間を取られてしまうのが現実です。
実際、HubSpot Japanの調査によると、営業担当者の6割以上が
「社内会議や報告業務に無駄を感じている」と回答しています。
(※出典:HubSpot 営業実態調査2025)
つまり、営業を苦しめているのは「時間が足りない」ことではなく、
時間を奪う仕組みそのものなんです。
そんな中、注目を集めているのが「日程調整ツール」。
営業が“時間泥棒”から解放され、本来の仕事に集中できる仕組みとして、
多くの企業が導入を進めています。
関連記事:「営業を効率化するための優先順位化と思考法」
日程調整ツールを選ぶポイント──営業が見るべき6つの視点
いまや日程調整ツールは数多くありますが、
いろいろありすぎて「どれを選べばいいのか」で迷う人も多いはず。
ここでは、特に営業がチェックすべき6つのポイントを整理しておきましょう。
使いやすさ(シンプルで直感的か)
日程調整ツール選びで最も重要なのは
「自分がラクに使えるか」だけでなく、「顧客が迷わず操作できるか」です。
候補日時がカレンダー形式で見やすく、
クリック一つで日程を確定できるUIが理想です。
連携機能
GoogleカレンダーやOutlookなどの主要カレンダーと連携できるか、
Web会議ツール(Zoom/Teams)や
CRM(Salesforce/HubSpot)とつながるかも大事なポイント。
営業活動全体の流れを止めない“接続性”が効率化のカギになります。
利用用途・対象
1対1の商談だけでなく、複数人会議やセミナー、
イベント予約など、日程調整ツールによって得意分野が異なります。
社内・社外どちらで多く使うのか、利用シーンを想定して選びましょう。
料金
多くの日程調整ツールには無料プランがありますが、機能制限がある場合も。
「何件まで調整可能か」「チーム共有ができるか」など、
自社の使い方に合うプランを確認しましょう。
セキュリティ
営業情報には個人情報や商談データも含まれます。
通信暗号化やアクセス権限管理、データ保存場所など、
基本的なセキュリティ対策は要チェックです。
サポート体制
営業現場では、日程調整ツール導入後に
「使い方がわからない」「社内連携がうまくいかない」というケースもあります。
日本語でのチャット・電話サポートがあるか、
導入をスムーズにするための支援が手厚いかも意外と重要です。
日程調整ツールに「あると便利」な機能
前述した6つの視点に加えて、
日程調整ツールに搭載されていると便利な機能についても紹介します。
自動スケジュール調整
自動スケジュール調整は、相手に複数の候補日を提示して
希望の日程を選択してもらうことで、自動的に日程調整できる機能です。
メールや電話による日程調整の手間を省けるため、
効率的にスケジュールを調整・管理できます。
また、日程調整が完了すると、自動的にWeb会議のURLが
送信される機能が搭載されているツールもあり、
スケジュール調整に関わる業務を時短・効率化できます。
リマインダー機能
リマインダー機能は、予定が近くなると日程を自動でリマインドする機能です。
日程の連絡だけではなく、確認事項や共有事項を
自動でメール送信できるツールもあります。
営業担当者が個別でメールを送信する手間が省けるため、
営業活動の効率化や確認漏れを防ぐことにつながります。
カレンダー共有機能
日程調整ツールの中には、CRMシステムと連携させることで、
顧客情報を収集できる機能が搭載されているケースもあります。
日程調整と同時に顧客情報が自動的にCRMに登録されるため、
営業担当者が別で入力作業を行う必要がなくなります。
日程と顧客情報の入力を一元化することで、入力漏れや入力内容の相違を防げる点も、
CRMと日程調整ツールを連携させるメリットです。
自分に合ったツールを見つけよう!最新日程調整ツール7選
ここからは、営業活動で使いやすいおすすめの日程調整ツールをピックアップし、
それぞれの特徴や最適な用途などについてくわしく紹介します。
いずれも無料プランがあり、まずは試しやすいものばかりです。
単なる機能比較ではなく、“どんな営業シーンで真価を発揮するか”を中心に見ていきましょう。
eeasy(イージー)|メール自動解析で“日程調整ゼロ”を実現
株式会社E4が運営する「eeasy」は、
メールから自動で候補日を抽出して調整まで完結させる特許技術を持つツール。
人材採用や面接日程の自動調整で導入が進み、商談設定にも強いです。
- 主な強み:特許取得のメール解析機能で、調整の手間を完全自動化。
- 無料プラン:1ユーザー無料(基本機能利用可)
- 主な連携:Google/Outlookカレンダー、Salesforce
- おすすめシーン:メールでやり取りする顧客が多い営業、採用担当、事務職。
「メール文化の会社」でも導入しやすい、まさに“隙のない自動化ツール”。
Jicoo(ジクー)|AIと自動化でチームの時間を最大化
多機能でありながら、UIが洗練されているのが「Jicoo」。
AIが自動で最適な日程をレコメンドし、
リマインドやワークフローまで自動化できるオールインワン型です。
- 主な強み:AIスケジュール提案/決済/ワークフロー/リマインド機能などを網羅。
- 無料プラン:あり(チーム機能は有料)
- 主な連携:Google/Outlookカレンダー、Zoom、LINE、Notion、HubSpot
- おすすめシーン:セミナー運営や複数人商談など、“調整+フォロー”を効率化したいチームに。
使いこなせば「日程調整」だけでなく、営業全体の“リズム”を整えてくれるツールです。
調整アポ|国産グループウェアとの親和性で安心
サイボウズが提供する「調整アポ」は、
GaroonやWebEXなど国内製品との相性が非常に高いのが特徴。
企業導入実績が多く、セキュリティ面でも信頼されています。
- 主な強み:国産製品連携/WebEX連携/大規模組織向けサポート
- 無料プラン:あり
- 主な連携:Garoon、WebEX、Googleカレンダー
- おすすめシーン:大企業・自治体など、既存のグループウェア環境で安全に運用したい場合。
「外資系のツールは社内申請が通らない…」という企業にもフィットする安心設計。
Spir(スピア)|CRM連携を前提にした“営業専用”設計
株式会社Spirが開発する「Spir」は、
SalesforceやHubSpotなどCRMとの統合を前提に設計されたツール。
商談進捗や顧客履歴と紐づけて日程を管理できるため、
営業活動を止めずに進められるのが強みです。
- 主な強み:CRM連携/リード管理/自動リマインド
- 無料プラン:あり
- 主な連携:Salesforce、HubSpot、Googleカレンダー
- おすすめシーン:SaaS企業やインサイドセールスなど、CRM中心の営業チーム。
「商談を逃さない」ための一歩先を行くツール。CRMと連動した調整はSpirの真骨頂です。
Timerex(タイムレックス)|“魅せる商談”を演出するデザイン性
UIが美しく、予約ページのカスタマイズ性が高いのがTimerexの最大の特徴。
顧客がアクセスした瞬間の印象までデザインできるため、
ブランド体験を損なわずに日程調整を完了させられます。
- 主な強み:デザインカスタマイズ/ブランド訴求/チーム共有
- 無料プラン:あり(有料でブランドカスタム拡張)
- 主な連携:Google/Outlookカレンダー、Zoom、Teams
- おすすめシーン:コンサル、広告代理店など、“印象で勝負する営業”に最適。
予約ページも営業の一部──そんな価値観を持つ人には、Timerexがベストマッチ。
Nitte(ニッテ)|“話の前準備”をスマートにする質問フォーム設計
株式会社TIMELEAPが提供する「Nitte」は、
フォームの自由度が高く、事前質問やアンケートの作成が可能。
顧客との商談前に情報を集めておくことで、会話の質を上げることができます。
- 主な強み:質問フォーム作成/アンケート設計/多用途対応
- 無料プラン:あり
- 主な連携:Googleカレンダー、Zoom、Teams
- おすすめシーン:顧客ヒアリングやオンライン面談など、事前準備を重視する営業担当者に。
「時間を有効に使いたい」「初回商談の質を上げたい」人にとって頼れるツールです。
アイテマス|“すぐ使える”に特化した軽快ツール
株式会社ITEMASが運営する「アイテマス」は、
登録不要でシンプルに使えるのが魅力。
PC・スマホ両対応で操作が軽く、導入のハードルが極めて低いのが特徴です。
- 主な強み:登録不要/軽量UI/スマホ完全対応
- 無料プラン:あり
- 主な連携:Googleカレンダー
- おすすめシーン:個人営業・フリーランス・スタートアップなど、“スピード重視”の現場。
「とにかく簡単に済ませたい」──そんな営業の“今すぐ”に応える最速ツールです。
上記でご紹介した7つのツールを一覧で比較検討できる表にまとめました。
日程調整ツール選びの参考にしてみてくださいね。
【最新版】営業向け日程調整ツール比較表(2025年版)
ツール名 |
運営会社 |
主な特徴・強み |
無料プラン |
主な連携 |
想定シーン・おすすめポイント |
eeasy(イージー) |
株式会社E4 |
特許取得のメール自動解析機能。候補日抽出が業界最速クラス。人材採用・面接調整にも強い。 |
あり(1ユーザー無料) |
Google/Outlookカレンダー、Salesforce |
メール中心の商談や面接調整など、“日程調整業務”を完全自動化したい人に。 |
Jicoo(ジクー) |
Jicoo株式会社 |
AIによる最適日程レコメンド。決済・ワークフロー・リマインド自動化など多機能。 |
あり(チーム利用は有料) |
Google/Outlookカレンダー、Zoom、LINE、Notion、HubSpot |
セミナー運営や複数人商談など、多人数調整・自動化をDX的に進めたい企業に最適。 |
調整アポ |
サイボウズ株式会社 |
Garoon/WebEXなど国内製品との相性が抜群。企業導入実績が多く安心感あり。 |
あり |
Garoon、WebEX、Googleカレンダー |
大企業・自治体など、既存の国産グループウェアを活かしたい組織向け。 |
Spir(スピア) |
株式会社Spir |
Salesforce・HubSpot連携に特化したCRM連動型ツール。SFA運用との相性◎。 |
あり |
Salesforce、HubSpot、Googleカレンダー |
インサイドセールスやSaaS営業など、CRM連携が必須の環境におすすめ。 |
Timerex(タイムレックス) |
ミクステンド株式会社 |
ブランド志向の高いUIとデザイン。予約ページのカスタマイズ性が高い。 |
あり(基本無料) |
Google/Outlookカレンダー、Zoom、Teams |
顧客体験を重視するBtoB営業・コンサル業など、見せ方にこだわりたい人に。 |
Nitte(ニッテ) |
株式会社TIMELEAP |
フォームカスタムが柔軟。質問設計や事前アンケートも作成可能。 |
あり |
Googleカレンダー、Zoom、Teams |
カジュアル商談・面談・顧客ヒアリングなど、“話の前準備”を効率化したい人に。 |
アイテマス |
株式会社ITEMAS |
登録不要・シンプル設計。スマホ完全対応でUIが非常に軽快。 |
あり |
Googleカレンダー |
個人営業・スタートアップなど、スピード重視でとにかく簡単に使いたい人に。 |
日程調整ツールを活用して、営業活動をもっとスマートに
営業が一日に使える時間は限られています。
その中で「提案」や「ヒアリング」に集中するためには、
日程調整のような繰り返し作業をどれだけ減らせるかがカギ。
でもやっぱりどれを選べばいいかわからない…そう感じたら、
まずは“営業アポに最適化した日程調整ツール”から試してみては。
その選択肢のひとつが、『リコービジネスクラウド:アポ取り』です。
シンプルで直感的な操作なのでオンボーディングもラクラク、Googleカレンダー連携によるスムーズな日程調整が可能です。
将来的にはチームでの利用機能や
AIによる効率化サポート機能などの実装も検討しており、
リード獲得からクロージングまで営業活動の幅広い効率化をめざしています。
営業活動の中で“奪われていた時間”を取り戻すために。
まずは、日程調整の仕組みを変えることから始めてみませんか?