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【2026年最新版】無料で使えるフォーム作成ツール10選|営業・問い合わせ対応・アンケートの用途別おすすめ比較

業務の目的に合わせて選べる、無料のフォーム作成ツールを用途別に紹介。

「フォームを作ったけれど、集まった情報への対応が追いついていない」——そんな状況に心当たりはありませんか? フォームは情報を受け取るだけでなく、次のアクション(担当者への振り分け、自動返信、アポ取得)をどこまで設計できるかで、業務効率が大きく変わります。この記事では、無料で使えるフォーム作成ツールを10点ピックアップし、用途ごとに整理してご紹介します。

目次

フォーム作成は“業務自動化”の第一歩

問い合わせ対応、アンケート、イベント申込み。多くの企業で日常的に発生しているこれらの業務は、実は今でも「メールで受け取って、Excelに転記して、担当者が振り分ける」といった手作業が残りやすい領域でもあります。
一つひとつは小さな作業でも、件数が増えるほど手間は膨らみ、対応漏れや集計ミス、担当者への属人化といった問題が起こりがちです。

フォーム作成ツールを使うと、こうした業務を「受け付ける → 整理する」までを自動化できます。
専門的な開発知識がなくても、質問項目を用意するだけで、入力内容はデータとして蓄積され、後工程につなげやすくなります。
最近では、ノーコードで使える無料ツールも増え、「まずは一部の業務から試してみる」ことが現実的になりました。社内アンケートや簡単な問い合わせ対応など、影響範囲の小さいところから始められるのも、フォーム導入の利点です。
ただし、フォームを作ること自体がゴールではありません。本当に効いてくるのは、集めた情報をどう扱い、次のアクションにつなげるかです。

この記事では、「とりあえず便利そうだから使う」のではなく、業務の流れを前に進める起点としてフォームをどう使うかという視点で、用途別に無料のフォーム作成ツールを紹介します。

フォーム作成ツールを選ぶときのチェックポイント

フォーム作成ツールは数多くありますが、「有名だから」「無料だから」といった理由だけで選ぶと、あとから使われなくなるケースも少なくありません。ツール選びで大切なのは、機能の多さではなく、業務との相性です。ここでは、最低限押さえておきたいチェックポイントを整理します。

① 社内向けか、社外向けか

まず考えたいのは、そのフォームを誰が使うのかという点です。

社内アンケートや調査であれば、

  • 作りやすさ
  • 回答の集計しやすさ

が重視されます。

一方、問い合わせや資料請求など社外向けの場合は、

  • 自動返信
  • 回答内容の管理
  • 次の対応につなげやすさ

といった点が重要になります。
同じ「フォーム」でも、用途が違えば、求められる役割はまったく別です。

② 情報を「集めたい」のか、「次につなげたい」のか

フォームは、情報を集めるための入口です。ただし、集めたあとの動き方によって、選ぶべきツールは変わります。

たとえば、

  • 社内調査や満足度アンケート
    → 回答を集計できれば十分
  • 問い合わせ・資料請求
    → 誰が、いつ、どう対応するかが重要

この違いを曖昧にしたまま選ぶと、「集めたけど活用できない」という状態になりがちです。フォームはゴールではなく、業務の起点。次のアクションを想定して選ぶことが、失敗を防ぐポイントです。

③ 無料プランの“できる範囲”を把握しておく

無料で使えるフォーム作成ツールは便利ですが、多くの場合、次のような制限があります。

  • 回答数の上限
  • データの保存期間
  • 機能の一部制限

最初から完璧を求める必要はありませんが、「どこまで無料でできるのか」は事前に把握しておくと安心です。まずは無料で試し、業務に定着してから有料プランを検討する、という使い方が現実的でしょう。

④ フォームで集めた情報をどのツールに連携するか

フォームから集めた情報の連携先となるツールが何なのかを、導入前にしっかりと決めておくことが重要です。CRMと連携するのか、あるいは日程調整ツールと連携させるのか、それによってフォーム作成ツールの選択肢は明確に絞り込まれるはずです。


このあとのツール紹介ではこうした考え方を前提に、用途別にフォーム作成ツールを整理しています。「自分の業務なら、どこに当てはまるか」を意識しながら読むと、必要なツールが見つけやすくなります。

用途別おすすめ無料フォーム作成ツール10選(2026年最新版)

① アンケート・社内調査向け

社内アンケートや簡単な調査では、「すぐ作れて、すぐ集計できる」ことが何より重要です。

Googleフォームは、Googleが提供する無料のフォーム作成ツール。質問項目の作成から配布、回答の集計までを、ノーコードで一気通貫で行えるのが特徴です。
最大の強みは、スピード感と扱いやすさ。「とにかく早くアンケートを取りたい」「細かい設定に時間をかけられない」といった場面で、真価を発揮します。フォーム作成ツールを初めて使う人でも迷いにくく、“まず1本作ってみる”ための入口として選ばれることが多いツールです。

ポイント:

  • フォーム作成・回答収集・集計まで、すべて無料で利用可能
  • 回答結果は自動でグラフ化され、全体傾向をすぐ把握できる
  • Googleスプレッドシートと連携し、集計後の加工・共有がしやすい

おすすめシーン:

  • 社内アンケートや満足度調査
  • イベント・セミナー後の簡易アンケート
  • 少人数チームでの意見収集や事前ヒアリング

シンプルな分、細かなデザイン調整や高度な分岐設定には限界がありますが、「早く・確実に集める」という目的においては、最も失敗しにくい選択肢です。回答は自動でスプレッドシートに集計され、通知や簡易な振り分け設定と組み合わせることで、次のアクションにすぐつなげられます。

Microsoft Formsは、Microsoft 365に含まれるフォーム作成ツール。ExcelやTeams、Outlookなど、日常的にMicrosoft製品を使っている企業では、業務の延長線でそのまま使えるのが大きな特徴です。
操作感はシンプルで、アンケートやクイズ形式のフォームを手早く作成可能。回答結果は自動で集計され、Excelに出力して加工・共有することも容易です。

操作感はシンプルで、アンケートやクイズ形式のフォームを手早く作成可能。
回答結果は自動で集計され、Excelに出力して加工・共有することも容易です。

ポイント:

  • Microsoft 365利用者なら追加コストなしで使える
  • Excel連携が前提なので、集計・分析がしやすい
  • Teamsと組み合わせて社内展開しやすい

おすすめシーン:

  • Microsoft 365を全社導入している企業
  • 社内調査や定期アンケート
  • Excelでの集計・報告が前提の業務

Googleフォームと比べると拡張性は控えめですが、「社内で完結するアンケート」用途では、無理なく使い続けやすい選択肢です。回答結果はExcelと連携して管理でき、社内フローに組み込むことで、担当者への共有や次の対応につなげやすい設計です。

Questantは、国内向けに設計されたアンケート専用ツール。質問テンプレートや設計サポートが充実しており、「どう聞くか」から考えたい場合に力を発揮します。
単発の簡易アンケートというより、継続的な調査や、ある程度しっかり設計したアンケートに向いています。

ポイント:

  • アンケート設計を支援するテンプレートが豊富
  • 国産サービスならではの分かりやすいUI
  • 調査結果の集計・可視化がしやすい

おすすめシーン:

  • 社内満足度調査や定点観測アンケート
  • 顧客・従業員の意識調査
  • 調査設計に不安がある担当者

「とにかく早く集める」よりも、「ちゃんと意味のある結果を取りたい」場合に向いているツールです。回答データの分析・可視化が充実しており、調査結果をもとにした意思決定や次の施策設計にスムーズに移行できます。

SurveyMonkeyは、世界中で利用されているアンケートツール。質問設計から集計・分析までの機能が充実しており、結果をどう読むかまで考えたい調査に向いています。
設問ロジックや分析機能が豊富なため、やや多機能ですが、その分できることの幅は広めです。

ポイント:

  • 分岐設定や分析機能が充実
  • グローバル利用にも対応
  • 調査結果をもとに改善施策まで検討しやすい

おすすめシーン:

  • 分析を前提としたアンケート調査
  • 海外拠点を含む調査
  • 調査結果をレポートとして活用したい場合

シンプルさよりも、調査の深さ・分析重視で選びたい場合に適しています。詳細な分析機能と連携オプションにより、回答結果をセグメント化し、その後の施策やアクションに活用できます。

② 問い合わせ・リード獲得向け

問い合わせや資料請求など、社外向けのフォームでは、「集める」だけでなく、その後の対応をどう回すかが重要になります。誰が対応するのか、どこで情報を管理するのか。その前提まで含めて設計できるツールを選ぶと、フォームが“仕事を増やす存在”になりにくくなります。

formrunは、フォーム作成と問い合わせ管理を一体で行える国産ツール。単に入力を受け取るだけでなく、対応状況をチームで管理できるのが特徴です。
問い合わせ内容は管理画面に集約され、「未対応」「対応中」といったステータス管理も可能。少人数チームでも、対応漏れを防ぎやすい設計になっています。

ポイント:

  • フォーム作成と問い合わせ管理を一画面で完結
  • 対応ステータス管理で、属人化を防ぎやすい
  • 国産ツールならではの分かりやすいUI

おすすめシーン:

  • 問い合わせ件数が徐々に増えてきた企業
  • 営業・サポートで対応を分担しているチーム
  • 「誰が対応したか」を可視化したい場合

「まずは問い合わせ対応を整えたい」段階で、無理なく導入しやすいツールです。回答はチームで共有され、ステータス管理や担当者振り分けを通じて、そのまま問い合わせ対応や顧客管理に移行できます。
対応状況を可視化しながら、返信・フォローまで一貫して管理できるため、「取りっぱなし」を防ぎやすいのが特徴です。

Tayoriは、フォーム・FAQ・アンケートなどをまとめて扱えるカスタマーサポート向けのツールです。
問い合わせフォームを起点に、「よくある質問で自己解決してもらう」設計がしやすく、対応工数を減らしたい場合に向いています。

ポイント:

  • フォームとFAQを組み合わせた運用が可能
  • 無料プランでも受信数に大きな制限がない
  • 問い合わせ対応の効率化を意識した設計

おすすめシーン:

  • 同じ内容の問い合わせが多いサービス
  • サポート・問い合わせ対応の工数を減らしたい場合
  • 小規模チームでの顧客対応

「問い合わせを減らす設計」まで考えたい場合に、力を発揮するツールです。受信した問い合わせはFAQと紐づけて管理でき、対応履歴の蓄積やナレッジ化まで一貫して行えます。

HubSpotフォームは、HubSpotが提供するCRMと連動したフォーム機能。フォーム入力と同時に、顧客情報がCRMに自動登録されるのが最大の特徴です。
問い合わせ後のメール配信やフォローアップなど、営業プロセス全体を見据えた運用が可能になります。

ポイント:

  • フォーム入力内容をCRMに自動登録
  • 顧客ごとの履歴管理がしやすい
  • 無料プランでもフォーム作成が可能

おすすめシーン:

  • リード管理や営業フォローまで一元化したい場合
  • インサイドセールス・SaaS企業
  • フォームを営業プロセスの起点にしたいチーム

フォームを「問い合わせ窓口」ではなく、営業活動の入口として使いたい場合に向いています。フォーム入力を起点に、リード管理・メール配信・営業アクションまでを一つのフローとしてつなげられます。行動履歴をもとにフォロー内容やタイミングを設計できるため、「誰に・いつ・何をすべきか」を判断しながら営業活動へとつなげることができます。

③ 決済・イベント申込み向け

イベント参加費の支払い、セミナー申込み、サービスの簡易決済など、「申込み+支払い」がセットになる場面では、フォームに求められる役割が少し変わります。
重要なのは、

  • 入力のしやすさ
  • 決済までの流れが途切れないこと
  • 運用が複雑にならないこと

この3点を満たせるかどうかです。

formzuはメールアドレスがあればすぐに使い始められる国産フォーム作成ツール。無料プランでも簡易的な決済付きフォームを作成できる点が特徴。
イベント申込みや少額決済など、「とにかく早く形にしたい」場面で使いやすい設計になっています。

ポイント:

  • 無料プランで決済フォームを作成可能
  • 操作がシンプルで、短時間で導入できる
  • 国産ツールで、日本語UIが分かりやすい

おすすめシーン:

  • 小規模イベントや勉強会の申込み
  • 単発のセミナー・講座
  • 決済付きフォームをまず試したい場合

細かなカスタマイズより、スピード重視で導入したいケースに向いています。申込みと同時に決済まで完結し、受付情報をもとに参加者管理やフォロー対応へスムーズに移行できます。

JotFormは、世界中で利用されている多機能フォーム作成ツール。決済、分岐設定、デザイン調整など、対応できる範囲が非常に広いのが特徴です。
フォームを業務やブランドに合わせて細かく調整したい場合に力を発揮します。

ポイント:

  • 多様な決済手段に対応
  • 分岐設定やデザインの自由度が高い
  • テンプレートが豊富で用途に合わせやすい

おすすめシーン:

  • 継続的なイベント運営
  • ブランドイメージを重視した申込みフォーム
  • 海外向け・多言語対応が必要な場合

やや多機能ですが、「フォームにやりたいことが明確」な場合には頼れる選択肢です。多様な外部ツールと連携でき、回答内容に応じた自動通知やワークフローで次のアクションを設計できます。

Tallyは、シンプルさを重視したノーコードのフォーム作成ツール。直感的に作成でき、軽い操作感が魅力です。最低限の機能で十分なケースでは、過剰な設定に悩まずに使い始められます。

ポイント:

  • シンプルで分かりやすいUI
  • 軽量で、フォーム作成のハードルが低い
  • 無料でも基本的な機能が使える

おすすめシーン:

  • 小規模イベントの申込み
  • とりあえず形にしたいテスト運用
  • フォーム作成に時間をかけたくない場合

高機能さよりも、「迷わず作れること」を重視する人向けのツールです。シンプルな構成ながら外部連携に対応しており、回答後の通知やデータ活用を柔軟に拡張できます。

フォーム作成ツール活用のメリットと注意点

フォーム作成ツールを導入すると、単に「入力が楽になる」だけでなく、業務全体の進め方が変わります。一方で、無料ツールならではの注意点もあります。

フォームツール活用の主なメリット

入力データの自動集計・可視化
回答内容が自動で整理されるため、転記作業や集計ミスが減り、状況を把握しやすくなります。

顧客データを次の業務につなげやすい
問い合わせや申込み情報をデータとして扱えるため、営業対応やフォローの起点として使いやすくなります。

業務の属人化を防ぎやすい
「誰かのメールボックスに情報が溜まる」状態を避け、チームで情報を共有しやすくなります。

無料ツールを使う際の注意点

回答数や保存期間に制限がある場合がある
「誰かのメールボックスに情報が溜まる」状態を避け、チームで情報を共有しやすくなります。

個人情報・顧客データの扱いに注意が必要
問い合わせや申込みで個人情報を扱う場合は、セキュリティやプライバシー対策も確認しておきましょう。

無料ツールは「試す」「小さく始める」には最適ですが、業務として定着させる場合は、運用も含めて見直すタイミングが来ることを前提にしておくと安心です。

営業効率化はフォームの“その先”で決まる

問い合わせや申込み、アンケート対応といった業務は、フォーム作成ツールを導入すると、ぐっと楽になります。入力内容は自動で整理され、チームで共有しやすくなり、業務の属人化も防ぎやすくなります。ただしここで止まってしまうと、フォームの効果は半分も発揮されません。よくあるのが、こんな状態です。

  • フォームで情報は集まっている
  • でも、誰が対応するのかが曖昧
  • 日程調整は結局、個別のメールや電話
  • 営業の動きがそこで一度止まってしまう

フォームは「情報を集める入口」ですが、営業や顧客対応において重要なのは、集めたあと、どう動けるかです。だからこそ、フォームを起点として、その先の業務フローまで整えることが営業効率化のポイントになります。

  • フォーム受付
    目的に応じて必要な情報を収集。フォームの設問項目や設問数などについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
  • 自動整理
    収集したデータを自動で整理。
  • 日程調整
    フォームと連携した日程調整ツールで、アポ日程も自動で調整。日程調整ツールにもさまざまなものがありますので、こちらの記事を参考にしてください。
  • 商談
    フォームから適切な情報収集ができていれば、顧客の課題やフォーカスすべきテーマも明確なはず。

このように、フォームを起点にしたその先のフローを明確に設計しておけば、より効率的な営業が実現するはずです。そのための取り組みのひとつとして日程調整ツールと組み合わせるのも、その方法のひとつです。

たとえば、無料で使い始められる手軽さと、かんたん操作が魅力の営業の日程調整自動化ツール『RICOHビジネスクラウド:アポ取り』。
日程調整フォームを誰でもかんたんに作成することができ、そこで集めた情報を起点にアポ取得まで一気に完結できます。営業担当者は「調整作業」ではなく、本来注力すべき対話や提案に時間を使いやすくなります。フォーム作成ツール導入のきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

無料のフォーム作成ツールは、業務を変えるための最初の一歩としてとても有効です。まずは自分の業務に合ったツールを選び、小さく試してみるところから始めてみてください。

この記事を書いた人

渡辺 純

リコーが運営するオウンドメディアの編集長。

『RICOHビジネスクラウド:アポ取り』のプロダクトマネージャー。

新人の頃はリコージャパンで新規開拓の営業を経験し、雑談力を武器に独自の営業スタイルを確立。その後、リコーでクラウドソリューションの海外マーケティングを担当し、海外支社に対して商品立ち上げや販売施策を展開。学生時代はオランダで10年ほど過ごした帰国子女。趣味はバドミントン(社会人大会に出場)とスノーボード。