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【2025年最新版】営業資料作成をAIで自動化!無料で使える資料作成AIツール5選

資料作成に活かせるAIツールの選び方と活用テクニック。

最終更新日:2025年11月12日


AIがビジネス資料を“瞬時に”つくる時代。
この記事では、「時間が足りない」「デザインが苦手」といった悩みを解決する、
最新の資料作成AIツールと活用のコツを紹介します。


営業資料作成はAIでここまで効率化できる

提案書やプレゼン資料、社内報告書など──。
営業担当者にとって、資料作成は避けて通れない業務のひとつ。
でも、打ち合わせや顧客対応の合間にスライドを作るのは正直しんどい…。
そんな悩みを解決してくれるのが「資料作成AIツール」です。

最近では、AIが与えられた文章やテーマから自動でスライドを生成し、
構成案やデザインまで提案してくれるツールが続々登場。
資料作成のスピード・クオリティ・再現性が飛躍的に高まりつつあります。

また、営業全体の自動化・効率化については、こちらの記事でも詳しく解説しています。


無料で使えるAI資料作成ツール5選(2025年最新版)

ここからは、営業現場で使いやすく、
無料でも始められるAI資料作成ツールを紹介します。
「どれを選べばいいか分からない」という方は、
作りたい資料のタイプ(提案書/プレゼン/社内共有など)をイメージしながら読んでみてください。

Canva:豊富なテンプレート×AIで誰でも美しい資料に

世界中で愛用されるデザインプラットフォーム。
「Magic Presentation」機能を使えば、
キーワードを入力するだけで構成+デザインを自動生成してくれます。
営業資料・提案書・SNS投稿など幅広く対応可能。

ポイント:

  • テンプレート数が圧倒的(プレゼン用だけで10,000種類以上)
  • チーム共有・コメント機能が優秀で、共同編集にも強い
  • 日本語のAI生成にも対応し、即実務レベルで使える

おすすめ用途:社内提案資料、商品カタログ、営業スライド

Gamma:直感的操作でストーリー性のある資料が作れる

Gammaは、文章を入力するだけで流れのあるプレゼン資料をAIが自動生成。
デザインの最適化だけでなく、ページ構成やトーンまで提案してくれるのが特徴です。

ポイント:

  • スライド全体の「物語構成」をAIが自動で作成
  • Web共有形式で、送付したURLから閲覧可能(PDF不要)
  • チームプランでは共同編集や承認フローにも対応

おすすめ用途:営業提案・顧客向けプレゼン・事業構想資料

SlidesAI:Googleスライド連携で営業資料を高速作成

Googleスライドと連携する拡張ツール。
入力したテキストをもとに、構成+見出し+デザインまで自動生成してくれます。

ポイント:

  • Google Workspace環境でそのまま利用可能
  • スライド構成の提案が論理的で、商談資料に向く
  • 無料プランでも月10件まで生成可能

おすすめ用途:提案書、見積もり説明資料、社内レポート

SlidesGPT:ChatGPTベースで構成力に優れた資料生成

ChatGPTの仕組みを活用したスライド作成AI。
トピックを入力するだけで、
ストーリー構成と要点整理を自動で行うのが特徴です。

ポイント:

  • ChatGPT同様の自然言語処理で、文脈理解が的確
  • 出力後、PowerPoint/Googleスライド形式で編集可能
  • 英語中心だが日本語も問題なく対応

おすすめ用途:ロジカルな営業提案、構想型プレゼン、セミナー資料

Beautiful.ai:デザイン自動最適化で提案力UP

AIがスライドレイアウトを自動調整してくれる “デザイン最適化型ツール”。
グラフ・図表・要素配置を自動的に整えてくれるので、
見た目のクオリティが一気に上がります。

ポイント:

  • 「Smart Slide」機能でデザイン崩れを防止
  • チームテンプレートの共有がスムーズ
  • 海外企業の営業資料でも人気の高いプロ仕様ツール

おすすめ用途:クライアント提案資料、デザイン重視のプレゼン


AIで営業資料作成を自動化するメリットと注意点

AIを使えば、資料作成のスピードが圧倒的に上がります。
構成・文面・デザインを自動で整えてくれるため、
「考えるより先に形にできる」というのが最大の魅力。

一方で、すべてをAIに任せてしまうと
「誰のための提案か」がぼやけてしまうこともあります。
生成された資料はあくまで“たたき台”として、

  • 顧客の課題に即したストーリーになっているか
  • トーンや表現が相手に合っているか

を人の手で確認・調整することが重要です。

活用のコツ

  • 「誰に何を伝えるか」を明確にしてからAIに入力
  • 生成後は、見出し・図解・事例などを手動でカスタマイズ
  • 修正を重ねることで“自社らしいテンプレート”が育つ

営業業務を自動化して営業活動に集中しよう

営業資料の作成は、AIを活用することでここまで効率化できるようになりました。
しかし、AIが力を発揮するのは「資料作成」だけではありません。
日程調整やアポイント取得といった業務も、いまや自動化できる時代です。

たとえば、リコーの ビジネスクラウド:アポ取り を使えば、
メールや電話での調整にかかっていた時間を大幅に削減できます。
「資料作成AI × アポ取り」──この2つを組み合わせることで、
営業は本来のミッションである“顧客との対話”に集中できるはずです。

この記事を書いた人

渡辺 純

 

リコーが運営するオウンドメディアの編集長。

『RICOHビジネスクラウド:アポ取り』のプロダクトマネージャー。


新人の頃はリコージャパンで新規開拓の営業を経験し、雑談力を武器に独自の営業スタイルを確立。その後、リコーでクラウドソリューションの海外マーケティングを担当し、海外支社に対して商品立ち上げや販売施策を展開。学生時代はオランダで10年ほど過ごした帰国子女。趣味はバドミントン(社会人大会に出場)とスノーボード。

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